1.比べられる
各社が同じ前提で見積もるので、提案を横に並べて選べます。
リニューアルの発注前に、社内の要望を整理して提案依頼書(RFP)にまとめます。各社の提案を同じ基準で比べられるようになり、発注後の認識ずれによる遅延や追加費用も防げます。RFPの作成だけ、ベンダー選定の支援だけといった部分的なご依頼も承ります。

制作会社に「リニューアルを考えている」と伝えると、各社が提案を持ってきます。ところが並べてみると、前提がそろっていません。ページ数の想定が違う、含まれる作業の範囲が違う、公開時期の見込みが違う。同じものを比べているつもりで、違うものを比べていることになります。
こうなるのは、発注側が要件を出していないからです。要件がないと、制作会社は自社の得意な形に寄せて提案します。それは各社にとって合理的な判断で、悪意はありません。比べられない提案が並ぶのは、依頼の仕方の問題です。
もうひとつ、決まっていない部分は「進めながら決めましょう」になります。この保留が、後半の手戻りと追加費用になります。作り始めてから決めることは、作り始める前に決めるより高くつきます。
まず発注側がやりたいことを明確にすることが、いちばん確実な近道です。
Webプロジェクトの成否は、一緒に進めるパートナーで決まります。だから私たちは、自社が選ばれることを前提にRFPを作りません。
RFPを作る会社がそのまま受注する場合、要件は自社の得意な形に寄ります。それでは発注側が比べる意味がなくなります。私たちがまとめるRFPは、他社が読んでそのまま見積もれる形で書きます。ベンダー選定の支援までお引き受けする場合は、当社は候補から外れることもあります。
社内の要望を集める段では、要望を全部通すことはしません。集まった要望には、必ず互いに矛盾するものが混ざります。何を優先し、何を今回やらないと決めるところまでが要件定義です。決めた理由を残しておくと、公開後に「なぜこうしたのか」を説明できます。
| 項目 | 内容 | お渡しするもの |
| 1. 現状調査・業務フロー作成 | 現在のサイトと運用の実態を調べ、誰が何をしているかを整理します | 業務フロー図 |
| 2. 要件定義 | 社内の要望を集めて整理し、優先順位と今回やらないことを決めます | 要件定義書 |
| 3. RFP作成 | 提案依頼書にまとめます。他社が読んでそのまま見積もれる粒度で書きます | 提案依頼書(RFP) |
| 4. ベンダー選定支援(任意) | 制作会社へのRFP送付、質問への回答、評価基準づくりまで支援します | 質問と回答の記録/評価表 |
1から4まで通しでも、一部だけでも承ります。すでに要件がまとまっているならRFP作成だけ、RFPが書けているならベンダー選定の支援だけ、という形も可能です。
いまのサイトと運用の実態を調べます。担当者へのヒアリングで、誰が何をしているかを図に落とします。
社内から集めた要望を整理し、優先順位を決めます。今回やらないことも、理由を添えて決めます。
提案依頼書にまとめます。他社が読んでそのまま見積もれる粒度で書きます。
制作会社へのRFP送付、質問への回答、評価基準づくりまで支援します。
カード会社
会員ページの改善、スマートフォンのアプリ、裏側のシステム改修が同時に動いていました。やることは決まっているのに、どの順で進めるかが決まらない状態です。既存機能を棚卸しし、改修どうしの依存関係から実装の順序を組み立てて、コンペで比べてほしい要件を整理しました。
出版社
本好きの方が集まるコミュニティから、事業として成り立つ形をつくりたいというご相談でした。目的はあるものの、サイトなのかシステムなのか、何をどこまで用意すればよいかが決まっていません。実現したいことを先に言葉にして、そこから逆算して必要な機能を定義しました。
ご相談を伺う人と、要件をまとめる人が同じです。代表の石原が、社内ヒアリングから要件定義、RFPの執筆まで担当します。社内で意見が割れている場面にも同席します。
ベンダー選定支援までお引き受けする場合も、同じ担当が支援します。
| 工程 | 費用目安 | 期間目安 |
| 0.RFP添削 | 1時間のミーティング | 無料 |
| 1. 現状調査・業務フロー作成 | 2〜4週間 | 60万円〜120万円 |
| 2. 要件定義 | 2〜4週間 | 60万円〜120万円 |
| 3. RFP作成 | 1〜2週間 | 30万円〜60万円 |
| 4. ベンダー選定支援(任意) | 4〜6週間 | 40万円〜60万円 |
| 1〜4を通しで |
2ヶ月〜4ヶ月 | 200万円〜400万円 |
関わる時間で費用が変わります。お見積りは無料です。
各社が同じ前提で見積もるので、提案を横に並べて選べます。
決めたことと決めなかったことが書面に残るので、発注後の認識ずれが起きません。
RFPは他社が読んでそのまま使える形でお渡しします。当社に発注いただくことを前提にした書き方はしません。
RFP作成だけなら30万円から60万円です。現状調査と要件定義を含めた一式は200万円から400万円、ベンダー選定支援まで含めると期間は2ヶ月から4ヶ月が目安です。関わる時間で変わるため、まず範囲を伺ってお見積りします。
できます。すでに要件がまとまっている場合は、RFPの作成だけをお引き受けします。逆にRFPを書き終えていて、ベンダー選定の支援だけを任せたいという形も可能です。
本来は発注する側が作るものです。ただし社内にWeb発注の経験者がいない場合、要件を書き出す段でつまずきます。発注側の立場で書く人として、私たちが入ります。
RFI(情報提供依頼書)は、どんな会社がいてどんなことができるのかを広く聞くためのものです。RFP(提案依頼書)は、やることを決めたうえで具体的な提案と見積りを求めるものです。候補を絞る前がRFI、絞ったあとがRFPと考えると分かりやすいです。
提案依頼書(RFP)テンプレートを無料でダウンロードいただけます。社名を変えてそのままお使いいただける形です。まず自分で書いてみて、詰まったところだけご相談いただくのでも構いません。
ベンダー選定支援までお引き受けする場合は、当社は候補から外れます。選定を支援する側と提案する側を兼ねると、公平に選べなくなるためです。RFP作成までのご依頼であれば、あらためて提案に参加させていただくこともあります。