1.長持ちする
流行りの見た目ではなく、事業の仕組みとして作るので、数年で作り直しになりません。
事業に必要な機能を、サイトの側に持たせます。問い合わせを受けて終わりにせず、検索・会員・予約・帳票の出力まで、日々の仕事がサイトの上で回る形にします。業務システムを別に立てるより小さく始められます。

サイトと業務システムは、たいてい別の話として進みます。持ち主が違うからです。サイトは広報や販促の担当、業務システムは情報システムや現場の担当。発注先も予算の出どころも分かれています。
その結果、サイトの役割は「見せて、問い合わせを受けるところまで」で止まります。受けたあとは人が処理します。だから、集客がうまくいくほど現場の手が塞がります。問い合わせを増やす施策と、現場が回ることが、途中から対立します。
では業務システムを入れればいいかというと、そこで話が止まります。業務全体を対象にすると、規模も金額も一段上がるからです。検討している間、手作業は残り続けます。
抜けているのは、その中間です。業務のすべてではなく、サイトから始まる仕事だけを、サイトの側に持たせる。問い合わせの受け取り、情報の登録、条件での絞り込み、書類の出力。ここまでをサイトが引き受ければ、現場が触る回数はそのぶん減ります。
アーチャレスは、業務のすべてをシステムにしません。サイトから始まる仕事だけを引き受けます。
どの機能を作るかは、事業の言葉から決めます。「学校を探す」ではなく「自宅の最寄り駅から通学時間の短い順に探す」、「物件を登録する」ではなく「登録した内容から入札申込書がそのまま出る」。どこまで具体的に言えるかが、そのまま機能の形になります。
そして、人が手を入れる余白を残します。出力する書類を固定のPDFにせず、エクセルやパワーポイントにしておけば、担当者が最後に一言添えたり写真を差し替えたりできます。システムで固めきらないことも、現場を止めないための設計です。
基盤には自社のクラウドサービス「tovira」を使います。機能を足したあとも、お知らせや事例の更新は社内で続けられます。作った機能が、更新できなくなる理由にならない形にしておきます。
機能は最初に全部そろえなくて構いません。使ってみて要るものが分かってから足せるように作ります。
| 項目 | 内容 |
| 業務の確認 | いま誰が何を手で処理しているかを、実際の手順に沿って伺います |
| 機能の設計 | サイトに持たせる機能を決めます。作らないものもここで決めます |
| 画面と操作の設計 | 利用者が使う画面と、社内の方が使う管理画面の両方を設計します |
| 実装 | tovira上に構築します。地図・統計データ・LINEなど外部サービスとの連携を含みます |
| 出力 |
申込書・資料など、登録した情報から書類を出せるようにします |
| お渡しするもの | 動くサイトとシステム、管理画面の手順書、機能の仕様 |
管理画面は、利用者向けの画面と同じだけ設計します。毎日触るのは社内の方だからです。ここを後回しにすると、機能はあるのに使われないという状態になります。
ページそのものを作る工程はWebサイト構築、公開後に社内で更新できる形にする工程はフルCMS導入、AIを組み込む場合はAIシステム開発でお引き受けしています。あわせてご依頼いただく場合も担当は変わりません。
いま誰が何を手で処理しているかを伺い、サイトに移せるものを洗い出します。作らないものもここで決めます。
機能の仕様、利用者の画面、管理画面を決めます。押して確かめられる形にしてから実装に入ります。
tovira上に構築します。いちばん長くなる工程です。途中で触っていただきながら進めます。
管理画面の使い方をお渡しし、運用を引き継ぎます。
入力するのは物件情報だけ
札幌で16年、成約1,000件を超える居抜き物件のマッチングサービスです。管理画面に物件情報を入れれば、入札申込書・入居申込書・物件資料がそのまま出てくる形にしました。出力はPDFではなくエクセルとパワーポイントにして、担当者が最後に手を入れられるようにしています。
キタデン様の事例を見る →
通学時間で学校を探す
首都圏の私立学校を紹介するフリーペーパーの発行元です。自宅の最寄り駅を指定すると、通学時間の短い順に学校が並ぶ検索を作りました。会員機能、口コミの投稿、学校説明会の予約までを1つのサイトに載せています。
元気な学校の事例を見る →ご相談を伺う人と、機能を設計する人が同じです。代表の石原が業務の確認から機能の設計まで担当します。現場の手順は、聞いた人が設計しないと形になりません。「だいたいこういう流れです」の一言に、実務では例外がいくつも隠れているからです。
実装は、案件の規模に応じてチームを組みます。設計した人が実装まで立ち会うので、途中で仕様の解釈が変わることがありません。
中規模のサイトに機能を3〜5つ持たせる場合、5ヶ月ほどが目安です。機能を絞って先に公開し、あとから足していく進め方なら、最初の公開までは3ヶ月程度です。
費用は、作る機能の数と、外部サービスとつなぐ数で変わります。地図・統計データ・LINE・決済など、外につなぐものが増えるほど確認する範囲が広がるためです。サイトそのものを作る費用はWebサイト構築の目安に沿います。
まず業務を伺って、何を作り、何を作らないかを決めてからお見積りします。お見積りは無料です。
流行りの見た目ではなく、事業の仕組みとして作るので、数年で作り直しになりません。
管理画面から社内で運用できるので、更新のたびに外注する必要がありません。
仕様と手順書をお渡しするので、担当者が替わっても別の会社でも続けられます。
できる場合とできない場合があります。いまのサイトが何で作られているかによります。まず拝見して、足せるのか、作り直したほうが早いのかをお伝えします。
引き受ける範囲が違います。私たちが作るのはサイトから始まる仕事の部分です。会計や在庫のように社内で完結する業務は対象にしていません。サイトと切り離せない部分だけを引き受けるので、小さく始められます。
そのままご相談ください。何を作らないかを決めるところまでが仕事です。最初から全部を作ると、使われない機能の保守が残ります。
足せる形で作ります。使ってみて分かることのほうが多いので、最初に全部そろえることは勧めていません。
できます。紹介文のたたき台を作る、条件に合うものを並べるといった使い方です。詳しくはAIシステム開発でご説明しています。