ビジネス環境の変化に対応するために、企業のデジタル対応が急務になっています。多くの企業は情報発信のWebサイトの改善や、効率化のためのシステム導入を進めています。しかし「完成したWebサイトがイメージと違っている」「納品されたシステムに機能が不足していた」などというトラブルは少なくありません。
この問題を解消する鍵となるのが「RFP」です。RFPという言葉を見聞きしたことがあっても、その実態や重要性を十分に理解している方は、まだまだ少ないのではないでしょうか。
そこで本記事では、200件以上のRFPを読み込んだ経験を持つ私が、RFPの概要から役割、作成の流れまでを分かりやすく解説します。RFPについて理解することで、Webサイトリニューアルやシステム開発などのプロジェクトを依頼する発注側企業と開発を請け負う受注側企業での認識のズレからくるトラブルを未然に防ぎ、最適なプロジェクトを進める手助けとなるでしょう。