自社の採用サイトを改善する4つのメリット

採用活動には、多額のコストがかかっている

求人サイトへの情報を掲載費用、採用が決まれば、人材紹介会社への対価支払い、といった外部の支払い。そして書類選考や面接などで社内でも多くの人が時間を割くことになります。このコストを無駄にしないために、まずやるべきことは、自社の採用サイトの改善なのです。

Portrait of busy businesswoman working at office

1.会社の魅力を伝え、求職者の応募意欲を高められる

「求職者は、求人サイトを見て応募してくるのだから、そこに情報掲載されていれば、十分じゃないか?」と感じられるかもしれません。しかし、応募する前に求職者は、企業Webサイトで情報収集しています。企業Webサイトの第一印象は応募の意思決定に影響を与えます。

とにかく、まずは、企業Webサイトで求人サイトと同様の情報を掲載して、「人材募集している」ということをきちんと伝えるべきです。求人サイトと企業サイトは連携をしています。その内容がずれていたら、それだけでも不信感が生まれます。たとえば、給与テーブルが、企業サイトと求人サイトで異なっていたら、どちらが本当なのか疑ってしまいます。

 

2.会社理解を促進し、面接の時間を有効に使える

応募の後、書類選考が通れば面接となります。だいたい30分から1時間程度、この時間でお互いに相手を判断する必要があります。せっかくお互いを深くしることができるタイミングなのに、1次面接ではお互いの自己紹介に終始してしまうこともままあります。

企業側は職務経歴書を受け取って書類選考しているので、求職者のことを把握できています。企業側は、自社の現状やポジションの説明に時間をとられてしまい、十分に求職者と話をすることができません。求職者にとっても、面接ではじめて聞かされることが多くなります。最後に質疑応答の時間もとられますが、すぐに質問を返すのは難しい人もいるでしょう。

そこで、Webサイトで前もって、業務内容、役割などについて、具体的に伝えておくのです。求職者がそれを見て、面接に挑んでもらうことで、よりつっこんだ話ができるようになります。お互いに知識がある前提ですから、短時間でも必要な情報を引き出しやすくなるでしょう。逆に、情報を公開しているのに、応募者が十分に内容を把握していないとしたら、いくらスペックが高くても、採用を見送るという判断になるでしょう。会って話すべきことだけに集中していくことで、面接に程よい緊張感が生まれます。

 

3.求職者の懸念を払拭し、途中辞退を減らせる

面接は限られた時間だし、緊張もしています。あとで、これも聞いて置けば良かった。と思っても、確認するタイミングがありません。後で受けた他の会社の面接で気づくなんてこともあります。面接では会議室をつきますから、オフィスの様子もわからないし、業務とは直接関係ない、魅力的な福利厚生のメニューなど些細なことでも、競合と条件が僅差の場合には入社の意向を高めるきっかけになるかもしれません。


オンラインの口コミもチェックします。辞めた人のコメントが中心なので、どちらかというとネガティブなコメントが多くなります。それを差し引いも、いざ入社という段階になると、評判が気になります。求人サイトの口コミは、飲食店のように企業側からコメントすることはできません。過去の書き込みもずっと残ってしまいます。制度が変わった、やり方が変わったということを企業サイトで説明することで、過去と現在にはギャップがあると伝えることができます。

 

4.コンテンツが資産となり、中長期的に採用コストを低減できる

就職活動をする時期が決まっている新卒採用と異なり、転職者はいつその気になるのか、タイミングを読むのは困難です。集中的に採用するときは有効ですが、積極的に採用しないにせよ、良い人がきたら欲しいというのが本音です。有料サイトは、いくら費用を払っても期間が終われば、掲載はされません。

indeedのような求人検索サイトや、Wantedlyなどの無料で掲載できる求人サイトもあります。シンプルな情報であれば、無料で掲載できるのですが、画像が掲載できないなどの制限があります。そういったサイトから自社サイトと連携することで、最低限の門戸を開いておくという状態が作れるようになりました。Webサイトを充実させることで、コストをかけずに採用活動を継続的に行うことが可能になるのです。

 

採用活動で自社Webサイトは最も「お得な」メディア

自社のWebサイトの情報掲載は自由です。どれだけたくさんの情報を掲載しても追加のコストはかかりません。「たくさんの情報を掲載しても見ないのでは?」と感じるかもしれません。しかし、求職者から見れば、Webサイトがその会社を知る唯一の手段です。自分の人生を預けるわけですから、細かくチェックをします。

さらに他に応募する企業のサイトも同じようにチェックしています。ですから「このくらいの情報があれば良いだろう」と自社の基準で判断するのではなく、求職者の目線で「競合よりも魅力的な会社に見えるか」をよく考えておくべきです。

Webサイトを改善するだけで、すぐに採用が上手くいくというわけではありません。母集団形成のために、求人サイトでの告知は不可欠でしょう。しかし、せっかくコストをかけて集めた求職者が、Webサイトが見劣りするという理由で、応募を見合わせるとしたら、大きな損失になります。自社サイトでやるべきことを、きちんと把握して改善を重ねることによって、外部に支払うコストを無駄にしない、効率的な採用活動ができるようになるのです。

 

石原 強 (Tsuyoshi Ishihara)

株式会社アーチャレス 代表取締役社長 / デジタルマーケティングディレクター Webの黎明期である1996年からこれまで20年以上、大手企業のWebサイト構築、運用を手がけ、ネット戦略立案から社内体制づくりを企業担当者とともに実践してきたデジタルマーケティングのエキスパート

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