Case

LOGISTEED CAFÉ
https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/logisteed-cafe/

ロジスティクスの新たな可能性を広く世の中に発信したい

新たな取り組みを伝えて仲間を集めたい

日立物流は、主力である3PL(物流業務の一括受託)を中心に、重量機工・移転事業、フォワーディング事業、コンサルティングなどを含む、物流事業全般を幅広く手がける企業です。近年はビジネスコンセプト「LOGISTEED」を掲げて、物流の領域を大きく広げる様々な新しい取り組みを行っています。

 

ストライプマーク+日立物流ロゴ(基本配置) [更新済み]

 

その取り組みを推し進めるために、顧客やパートナーとの協創スペースとして、「LOGISTEED CAFÉ」という施設の開設を決定。その施設を紹介するためのサイトを構築したいというご依頼をいただきました。

施設の情報だけでなく「LOGISTEED CAFÉ」で行われるイベントのお知らせ、取り組みの紹介など社外向けの記事も掲載できるようにしたい、というご要望でした。

施設を計画した当初は、施設内でセミナーやイベントなどを積極的に行う想定でしたが、コロナ禍で状況が一変、リアルスペースに多くの人を集めることが難しくなっていました。

そこで外部への情報発信におけるWebサイトへの期待が高まりました。協創を行う施設のWebサイトとしてどうあるべきか、時間をかけてプロジェクトメンバーと議論を重ねました。

 

フィジカルとデジタルの融合したスペースを目指す

私たちが新しいWebサイトを設計する時は、やりたいことを積み上げることよりも、まず、最終ゴールを明確にしてやるべきことを定義することが重要だと考えています。

物流をアップデートすることによって、より良い社会を創造したい。その想いに共感していただけるパートナーを集めて「協創」を実現することが、「LOGISTEED CAFÉ」の最終ゴールです。そのために、Webサイトの情報発信によって、日立物流の目指す未来を伝えて共感を得ることがサイトの役割です。

既存の物流の枠組みを超えた協創を実現するためには、物流業界はもとより、これまで物流のビジネスに関わっていない企業にこそ参加して欲しい。しかし、自分の知らないビジネスや業界に興味を持ってもらえるとは思えません。

実際、多くの人は、物流業のことをよく知らないのが現状です。物流業界は、今、EC利用の増加などの配送量の増加に対して、トラックドライバーの高齢化や、業界の人手不足など、物流クライシスなどと報道され話題になっています。しかしそれは物流の一つの面でしかありません。

物流に関する新しい取り組みを伝えていくと同時に、その取り組みの背景や物流の現場の声を伝えて、物流の世界に関心を持ってもらうことが必要という結論に至りました。物流を身近な自分ゴトとして捉えることで、物流の可能性を感じていただくことにつなげようと考えました。

多くの人の共感を得るためには、日立物流の取り組みだけではなく、物流の課題や可能性について伝える、コーポレートサイトのサービスページとは違った、新たなコンテンツを模索していくこととなりました。

 

常に発展し続けられるオウンドメディアサイトの構築

これまで企業におけるWebサイトとは、リアルのビジネスや施設の活動があって、それを告知するためのWebサイトという主従関係でとらえられていました。

しかし、「LOGISTEED CAFÉ」のプロジェクトメンバーは、リアルでもネットでも、どちらも同じように、新たな取り組みを知って、参加して、協創できる場にしていきたい。ということが総意でした。

そこで、フィジカル(リアルのカフェ)とデジタル(Webサイトやオンラインでの取り組み)を融合させたスペースが「LOGISTEED CAFÉ」である。というコンセプトに行きつきました。

このサイトでやりたいことは沢山あげられましたが、すぐに実現できるものばかりではありません。実現するタイミングや、社内の要望などの、サイトがおかれる状況の変化へ柔軟に対応できるように、サイト構成はシンプルなものにしました。

多彩な企業や人が集える場として、敢えてコーポレートサイトとは異なるデザインとしました。新たな協創を行うにふさわしい、先進性を感じるデザインと、コンテンツの読みやすさ、サイトとしてのユーザビリティの両立に気を配りました。

Webサイトを支えるシステムは最低限必要な機能を満たした上で、将来、必要に応じて拡張できるように、基本となる2つの仕組みを構築しました。

1.新たな出会いをつくるための情報発信ができるCMSテンプレートの設計
・社内からサイトに情報を登録して容易に発信できるテンプレート
・コンテンツ同士を容易につなげる、タグによる関連リンクの設定

2.新たなつながりを生むためのパートナー情報を集めるMA構築
・オンライン・オフラインのイベント情報発信と申込機能
・より深い情報を求める人に向けたクローズドなコンテンツ配信機能

このCMSとMAを連携したシステムで、ユーザーと段階的にコミュニケーションを深めていくためのベースとなる仕組を実現することができました。

LOGISTEED CAFÉは、2020年秋にスタートを切りました。まだまだコンテンツは少ない状態ですが、これから充実させていく計画です。プロジェクトメンバーとともに長時間の議論を重ねたことによって、私たちにとっても多くの学びのあるプロジェクトとなりました。

 

株式会社日立物流 LOGISTEED CAFÉ

https://www.hitachi-transportsystem.com/jp/logisteed-cafe/