Webサイト制作で失敗しないためのRFP作成ガイド&テンプレ




その発注書、制作会社に“伝わっていますか?
Webサイトのリニューアルや新規制作を依頼したはずなのに、「なんだか思っていたのと違う」「こんなはずじゃなかった」と感じた経験はありませんか?公開直前になって機能の抜け漏れに気づいたり、追加費用が膨らんで社内の承認が下りなくなったり、当初のスケジュールが守れなかったり——。こうしたトラブルの多くは、制作会社の能力や熱意ではなく、「伝え方の不足」によって生まれます。
発注者が何を求めていて、どんなゴールを目指しているのか。それが明確に伝わっていなければ、どれだけ優秀なパートナーであっても、本質的に“ズレた提案”になってしまいます。その「ズレ」を防ぎ、プロジェクトの成功率を高めるために欠かせないのが、“RFP(提案依頼書)”です。
RFPは単なる説明資料ではありません。プロジェクトの背景や目的、期待する成果、そして社内の制約や事情までも含めて、制作会社と同じ方向を向くための設計図です。良い提案は、良いRFPから生まれます。
本テンプレートでは、「なぜWebサイトをつくるのか」「誰に届けたいのか」「何を実現したいのか」など、発注者が制作会社に伝えるべき6つの視点(3W3H)に沿って、RFPの作成ポイントを整理しています。
RFPを書いたことがない方でも、順に埋めていくだけで自然と“伝わる依頼書”が完成します。
このガイドが、貴社のWeb制作プロジェクトを「期待通り」に、そして「成功に導くもの」に変える一歩になれば幸いです。
誰でも使える、やさしいRFPテンプレート
「RFPを書いてください」と言われて、手が止まってしまう——そんな方は決して少なくありません。何を書けばよいのか、どこまで詳細に詰めればいいのか、自信が持てないまま時間だけが過ぎていく。特に、Web制作の専門知識を持たない方や、社内で初めてリニューアルを担当する方にとっては、大きな負担に感じられるものです。
このテンプレートは、そんな悩みを抱えるすべての方のために作られました。Web制作を成功に導くために必要な要素を、「3W3H(Why / Who / What / How many / How much / How to)」の視点で整理。何から書き始めればよいかがすぐにわかり、順を追って埋めていくだけで、自然と「伝わる」依頼書が仕上がるよう設計されています。
たとえば、「なぜ今、Webサイトをリニューアルしたいのか?」という動機から、「どんな人に見てもらいたいのか」「どこまで制作会社に依頼したいのか」といった具体的な希望まで。各セクションにはサンプルの記載例や記入のヒントもついているので、初めての方でも安心して使えます。
業務の合間に短時間で取り組むことも可能ですし、社内の関係者と一緒に考えながら進めることで、プロジェクト全体の認識合わせにも役立ちます。このテンプレートは、書き手の負担を減らすだけでなく、読み手である制作会社にも「意図が伝わる」構成になっているのが特長です。
書くことに自信がなくても大丈夫。「やりたいこと」をカタチにする第一歩として、ぜひご活用ください。
こんな課題を感じている方におすすめです
- どこまで制作会社に頼めばいいのか分からない
- 社内で目的や予算を整理したい
- 見積や提案を比較するための基準が欲しい
- コンペで公平な評価ができるようにしたい
- Web制作会社からもっと具体的な提案がほしい
7つのステップで、自社のやりたいことが整理できる
1. リニューアルの目的(Why)
2. ターゲットと活用部門(Who)
3. 現在の課題とやりたいこと(What)
4. 掲載コンテンツの概要
5. 依頼したい範囲(How many)
6. 予算とスケジュール(How much)
7. 提案スケジュールと提出方法(How to)
このテンプレートは、専門的な知識がなくても、“伝わる提案依頼書”を短時間で作成できるよう工夫されています。
実際のWebリニューアル現場で数多くの案件を支援してきたアーチャレスだからこそ整理できた、実践的な構成です。
ぜひ、ダウンロードして、最初の一歩を踏み出してみてください。
「Webサイト構築・リニューアル 成功の教科書」も併せてチェック
大規模サイト構築やシステム開発向けの「Webサイト制作提案依頼書(RFP)テンプレート(詳細版)」はこちら