Method

相手の心で確かめてから、届ける。 マインドシム。

BtoBの買い手は、ひとりではありません。使う人、決める人、費用を見る人。立場ごとに、知りたいことも、ためらう理由も違います。 マインドシムは、そうした買い手一人ひとりの判断をAIで再現し、「この相手に、この内容で届くか」を出す前に確かめる、アーチャレスの考え方です。 外れを公開の前に減らし、公開したあとは実際の反応で確かめて、次の一手を決めます。

つくることより、誰に何を届けるかで差がつく

AIの登場で、文章やデザイン、ページをつくる手間と費用は大きく下がりました。何案でも、何本でもつくれる時代です。

そうなると、差がつくのは「つくれるかどうか」ではありません。誰に、何を、どう届けるかという判断と、それが正しかったかの確かめ方です。

これまでのマーケティングは、出してみて、反応を見て、直すことの繰り返しでした。反応が出るまでには時間がかかり、外れていたと分かったときには、予算も時間も使ったあとです。私たちは、この「出してから確かめる」の前に、出す前に確かめる段を置いています。

買い手の立場ごとに、届けるものを変える

ビジネスパーソンの一人ひとりの顔を、AIが読み取って照らし合わせているイメージ
会う前に、一人ひとりの心を確かめる。マインドシムは、買い手それぞれの判断をAIで再現し、届くかどうかを出す前に確かめます。

BtoBの購買は、一人では決まりません。同じ会社の中でも、使う人は現場の手間を、決める人は事業への効きめを、費用を見る人は投資に見合うかを気にしています。1本の正解を全員に届けても、誰の心にも半分しか届きません。

だから私たちは、相手の立場ごとに、届ける情報を出し分けることを前提にしています。業種ごとに、会社ごとに、立場ごとに。出し分けるには、それだけの数のページやメールや資料が要ります。その量はAIでまかないます。

ただ、量を増やすだけでは、外れも増えます。大切なのは、それぞれの相手に、本当に届くかです。それを出す前に確かめるのが、マインドシムです。

人の判断は、理屈だけでは決まらない

マインドシムは、心のシミュレーションです。買い手の役職や立場、置かれている状況から、その人の心が情報を受け取ったときにどう動くかをAIで再現します。

人の判断は、内容の良し悪しだけでは決まりません。「これで課題が片づくかもしれない」という期待と同じくらい、「失敗したら自分の責任になる」「今それどころじゃない」「上司にどう話そう」という声が、判断を左右しています。こうした声は、会議の場や問い合わせフォームには、ほとんど出てきません。

マインドシムは、ルールや基準に照らして正しいかを確かめるものではありません。感情、立場、上下の関係を含めた、人間らしい判断を再現します。一人の心の中のせめぎ合いから、社内で何人かが話し合う場面、同じ立場の多くの人の反応のばらつきまで、場面に合わせて再現の仕方を変えます。

そして、つくって終わりにはしません。公開したあとの実際の反応と照らし合わせ、再現を育て続けます。

マーケティングが変わる3つのこと

相手ごとに、届くかを確かめてから出す

メール、Webページ、広告、展示会の案内。出す前に、届けたい相手の心で読みます。どの立場の、どんな声で止まりそうかが分かるので、外れそうな案は公開の前に直せます。

お客様に起きること

出し分けの精度が上がり、反応の取りこぼしが減ります。

反応を待つ時間を、確かめる時間に

出してから反応を待ち、数週間後に直す。この1周を、出す前に何周も回します。公開するときには、すでに何度も確かめた案が残っています。公開後は、予測と実際の反応の差から、次に打つ手がすぐに決まります。

お客様に起きること

改善の1周が短くなり、同じ期間で試せる回数が増えます。

担当者の勘を、会社の知恵に

選ばれなかった理由、商談で聞いた言葉の裏の本音、ベテランの営業が肌で知っている顧客の気持ち。これまで人の頭の中にあった知恵を、再現に使える形にして残します。

お客様に起きること

担当が替わっても、顧客への理解が会社に残ります。

これまでのやり方との違い

これまでのやり方マインドシムを使うと
誰に届けるか 1本の内容を、全員に届ける 立場ごとに出し分けて、それぞれに届くかを確かめる
いつ確かめるか 出してから、反応で当たり外れを知る 出す前に確かめ、出した後に実際の反応で答え合わせをする
顧客像 ペルソナをつくった時点で止まる 実際の反応と照らし合わせて、育ち続ける
判断の根拠 担当者の経験と勘 経験と勘に、再現した買い手の声と実際のデータを重ねる

これまでは、出してから相手の反応を知る。
マインドシムは、相手の心で確かめてから届け、届いた結果で磨く。

ARCHメソッドの中で、そして日々のマーケティングで

ARCHメソッドは、公開の前に成果を予測し、公開後に確かめて磨く、私たちの進め方です。マインドシムは、その中で「誰に、どう届くか」を確かめる役目を担っています。見立てるステップで方針の当たり外れを確かめ、つくるステップで何案もの試作を比べ、磨き続けるステップで予測と実際の反応を照らし合わせます。

施策の実行まで任せたい方には、tovira&Crew をご用意しています。毎月、御社の買い手を立場ごとに置いて、出す前に確かめ、出したあとは数字で直します。

私たちの約束

マインドシムを使うときに、私たちが守っていることです。

  • 決め手は、実際のデータです。マインドシムの評価は、出す前の仮説です。顧客の声とは呼ばず、予想と実際の反応を必ず並べてお伝えします。
  • 外れも、お伝えします。予想が外れたときは、その理由を分けてご説明し、次の再現に生かします。
  • 相手を操るためには使いません。相手の立場を理解し、誠実に届けるための考え方です。
  • 情報は混ぜません。御社からいただいた情報は御社の案件の中だけで使い、ほかの会社の評価には使いません。

よくあるご質問

実際のお客様へのアンケートやインタビューの代わりになりますか

代わりにはなりません。マインドシムは、出す前に案を絞り、直しどころを見つけるためのものです。本当の答えは、出したあとの実際の反応と、お客様の声にあります。マインドシムで確かめた案を出し、実際の反応で答え合わせをする、という順で使います。

自社の顧客に合わせた再現はできますか

できます。業種や立場の一般的な傾向から始め、商談の記録、選ばれなかった理由、サイトでの行動データなどをいただけるほど、御社の顧客に近い再現になります。

どんな施策に使えますか

相手に何かを届ける場面なら、どこでも使えます。Webサイトやランディングページ、メール、広告、展示会やセミナーの案内、営業資料などです。